育休、楽しんでいますか?充実している日々を過ごしていますか?
育児のための休暇といえども、子どものためだけに日々を過ごしていたらふとした時に「私って毎日何してるんだろう…」と寂しい気持ちになることや、「収入が減って家計が不安…」と焦る気持ちになることありませんか?
(私がそうでした…)
そんな時に知ったのが
FP3級の資格試験でした。
いざ、挑戦してみよう!と動き出したとは言え、育休中って限られた期間だし、産後で物忘れが激しくなってるし、勉強時間も取りにくいし…と言い訳になるような障害はたくさんありました。
それでも、そんな障害を何とかなんとか乗り越えて、一発でFP3級の試験に合格した私が、試験前に気になったことや勉強方法についてまとめました。
是非最後までご覧ください〜♪
FPって?どんな人が取得するの?
FP(ファイナンシャルプランナー)とは
個人や企業の資産管理、家計の見直し、保険、投資、老後の資金計画など、金融に関するアドバイスを行う専門家のことを言います。
どんな人が取得するの?
金融業界の人、不動産関係の人など職業柄必要な人や学生、自分や家族のためにお金の知識を増やしたい人が取得しています。
実際に試験会場では、学生であろう10代後半から60代くらいの方がいて、どんな人が受けていても馴染める環境でした。
FPの試験について
FP3級の試験概要
FPの試験には日本FP協会と金融財政事情研究会の2種類あります。
試験は学科試験と実技試験があり、学科試験は日本FP協会と金融財政事情研究会、共通です。
試験日は通年実施(休止期間)です。受験費は学科・実技各4,000円です。両方受ける場合は8,000円です。
2024年から通年受験できるようになったね。スケジュールは組みやすいけれど、学習計画をしっかり立てて勉強していく意思が必要になったよ!
日本FP協会と金融財政事情研究会の大きな違いは実技試験です。
実技試験の違いを比較してみました。
日本FP協会 | 金融財政事情研究会 | |
内容 | ・資産設計提案業務 | ・個人資産相談業務 ・保険顧客資産相談業務 |
問題数 | 20問 | 5問 |
出題形式 | 多肢選択式 | 事例形式 |
合格基準 | 60点以上 (100点満点) | 30点以上 (50点満点) |
どちらで受験するかは、実技の内容で得意な方で決めたら良いと思います。私は、金財の個人資産相談業務が興味のある内容だったので金財にしました。
・資産設計提案業務…個人や法人の資産を効率的に運用し、目標やニーズに応じた最適な資産配分や運用戦略を提案する業務。金融機関(銀行、証券会社、保険会社など)や独立系のファイナンシャルプランナー(FP)が提供することが一般的。
・個人資産相談業務…主に個人顧客を対象に、資産運用や管理に関する助言や提案を行う業務。顧客の資産状況、収入、支出、ライフプランを踏まえて、適切な運用戦略や商品選択、リスク管理についてのアドバイスを提供する。
・保険顧客資産相談業務…管理のアドバイスを提供する業務。生命保険や損害保険をはじめ、貯蓄型保険や年金保険を活用した資産形成の提案を行うほか、顧客のライフプランに基づき、総合的な資産相談を行うことが目的。
落ちてしまったら?
学科試験か実技試験どちらかだけ落ちてしまった場合は、落ちた試験の日から翌翌年度末まで合格した側の試験を免除してもらえます。
FP3級の勉強方法は?
勉強する時に使ったもの
勉強に使ったものは、TACの教科書と問題集、過去問です。
え?それだけ?と思われるかもしれませんが、TACの教科書も問題集も過去の頻出問題と大事なポイントを分かりやすくまとめてくれているので十分でした。
本屋さんで実際に手に取って、自分がやる気になる参考書を見つけるのも良いですね。
過去問を実際の試験のように解きたいのであれば、日本FP協会や金財のデータで解いたり、印刷して解いたりしたら良いでしょう。
とにかく数をこなしていきたい!出先でも勉強したい!という方にはFP3級道場ドットコムで学科・実技とも受けていくことをおすすめします。
勉強方法、スケジュール
FPの試験を受けようと勉強を始めてから受験するまでは約半年間ありました。
○半年前〜3ヶ月前
あまりやる気にもならず、ダラダラと隙間時間に教科書を1周読んで、FP3級の試験ではどんなことを問われるのかを掴んでいきました。
○3ヶ月〜2ヶ月前
単元ごとに教科書を読み、読んだらその単元の問題集を解き、間違った問題にチェック印を、納得いかずに解答した問題には△印をつけていきました。そうすることで自分の得意な単元、不得意な単元が目に分かって見えました。
問題集に答えは書き込まないよ!裏紙やノートに解答していくと、解き直す時に消さずに済むよ!
○1ヶ月前〜本番まで
ラスト1ヶ月は問題集が中心です。チェック印や△印をつけた問題を何度も解き直しました。
(正誤問題ではどこがどう間違っているのか、まで書き出せたらクリアです。問題集には、受験者がよく間違えるかよく問題に出されるから問題が載っています。ですから、徹底的に理解し潰すまで解説を読んで間違いを正していけば、解けるようになります)
試験2週間前には過去問を実際の試験のように時間を測って解いてみました。時間配分は正しいかや、見直しをする時間は持てそうかをチェックするために時間を測ることは大事です。余裕があるのならば過去3〜5年は解き直したら安心ですね。(法改定されている問題は気にしない)
書かないと覚えられない!という方は、苦手なところや引っかかりそうなところだけをノートにまとめると良いでしょう。時間がかかる作業ですが、当日の試験開始直前に見たり、合間時間に見たりと意外と大活躍です。
勉強時間はどれくらい?
ラスト1ヶ月になるまでは週に2〜3回15分ほど勉強すれば良いものでしたが、ラスト1ヶ月を切ったころからは娘のお昼寝時間と、夜の時間合わせて1時間は確保して勉強していました。
もっと始めから真剣に取り組んでいけばよかったと強く思いました。
試験を受けた感想
FP3級の試験、受けてよかったです!!
大人になって試験を受けたり、何かを必死に勉強したりという機会はなかなかありません。FP3級の試験は、比較的短い期間で、それなりの合格率なのでチャレンジするにはもってこいの試験でした。
また、得た知識は今後の人生に必ず必要になってくる知識が大半なので、学んでおいて損はありません。お金関係が苦手なママ&パパこそ挑戦してみることをおすすめします。
次は、FP2級の試験も挑戦してみたいと思います!