最近、年中の息子が都道府県をマスターしました。ニュースを見て、
「地震があった〇〇県から近い△△県は大丈夫だったの?」
「東京は雪がすごい降ってるみたいだけど他の県は降ってないの?」
「北海道のメロンが食べてみたい」
など、都道府県を理解した上での会話が増えてきました。親でも分からないことを疑問に思って質問してくることもあるので、本やインターネットで調べて親子で知識を増やしていっています。
この記事では、実際に我が家で都道府県の学習をする時に使ったものや方法をご紹介します。
都道府県の学習をする必要はあるの?
都道府県の学習は小学4年生から始まります。都道府県を覚えることは、日本全体に対して興味や関心を持つことや、日本人の教養として必要であるとされています。
とは言っても、短期間でがっつり覚えるのって大変ですし、すぐ忘れてしまいますよね。実際、私もそうでした。(今も関東地方怪しい…)
どうせ覚えるなら無理して覚えるより楽しく覚えたいですよね。
突然ですが、我が家の学習方針は興味があるときに学んでいくことを大切にしています。その方が、子どもも楽しく学べるし、無理やり覚えていないので記憶に残りやすいからです。
我が家は、年中児で興味を持った息子と都道府県の学習を始めました。半年くらいかかりましたが今では私よりも詳しく、都道府県や各県の形、特色についての知識を持っています。
楽しく学習する方法
息子の都道府県に興味を持ち始めたきっかけは、新幹線で旅行をした時でした。アナウンスで停車する駅名を聞いて「今、どの辺?」と気になったようで、いくつかの県を通りながら目的地まで辿り着いたことを理解したようです。
これはチャンス!と都道府県の学習に繋がるものを用意していきました。ここからは、実際に我が家で用意した順にご紹介します。
ラミネートした地図
まずは日本全体を知ってもらいたいと思い、日本地図をラミネートしました。
ちびむすドリルからダウンロード。県名と形、位置を知ることが目的だったので、県名のみ書かれているものを用意しました。
トイレに貼っておくことで、自然と目に入って少しずつ覚えていったようです。
プリンターがお家になかったり、大きいサイズのものが良かったりしたら100均一にも売っています。
バスポスター
100均で売られているバスポスターを購入してみました。キャンドゥで売られているものが可愛らしくシンプルだったので、こちらを選びました。
このポスターでは、特産物が書かれているので特産物と関連させて覚えていました。
「梅干しのとこってどこだったっけ?」「和歌山県だよ」というような会話で県名と特産物を覚えていました。質問するのは親の場合も子どもの場合もあって良いと思います。
るるぶ 地図でよくわかる都道府県大百科
県外に旅行に行く機会があったので、旅行に行く前にその県について知り、旅行計画を一緒に立てようと思い、購入しました。
実際手にとってみてページをめくった瞬間、
「写真多っ!見やすっ!おもしろっ!!!」と大人でも興奮しました。美味しそうなグルメの欄に食欲をそそられ、可愛いイラストにワクワクさせられっぱなしでした。
この本では、地方について→地方の詳しい地図→各都道府県の見どころ、なんでもランキング、ゆかりの人物、名物イラスト、ご当地グルメなどがまとめてあります。
見どころの欄とご当地グルメの欄を見て、「ここに行ってみたい!」と逆に旅行先が決まることもありました。
レベルアップする方法
いよいよ県名、形、地方、特産物がだいたい理解できてきて都道府県を覚えられてきたことが楽しくなってきたころにアウトプットしていけるよう、用意したものがあります。
都道府県かるた
大人も頭を抱える、都道府県かるたを作成しました。
周辺の都道府県や形を目印に言われた県名の取り札を取っていきます。
こちらでもちびむすドリルのものをラミネートしましたが、プリンターやラミネート機がなければ、コンビニで印刷して厚紙に貼る方法や市販のものを購入する方法もありますよ。
どこでもドラえもん 日本旅行ゲーム5
これは大当たりでした。表面は日本旅行ゲームで、裏面は世界旅行ゲームができます。
各地方で特産物のお土産を買い、スタートからゴールまで日本を旅行するゲームなのですが、とにかくドラえもんが可愛い。そして、ドラえもんならではの〈ひみつ道具〉を使って対戦相手の邪魔をしたりお金をもらえたりと、普通のすごろくにプラス要素があるすごろくです。
日本だけでなく、世界の学習もできるので今後も大活躍の予感ありありです。
その他SNSで人気な都道府県学習玩具
ここでは、我が家では導入しなかったけれど、SNSで人気なものをご紹介します。
ゴロゴロイメージ都道府県
こちらは名前の通り都道府県を語呂に合わせた歌で覚えていくものです。息子は視覚優位の子だと判断したため、使用しませんでしたが、娘は聴覚優位なところがあるので、同じように学習して困難に感じていそうであれば購入しようと思っています。
視覚優位や聴覚優位についてはこちらのサイトで詳しく説明されているので参考にしてみてください。お子さんの学習に付き合っていく中で特性を知ることは、親にとっても子どもにとっても楽になると思います。
くもんの日本地図パズル
こちらは、書店などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。私が小さいころ、弟がこれを使って地図を覚えていました。ピースがやや小さいので、下の子の誤飲が怖く、購入しませんでしたが書店などで見つけるとよく集中して取り組んでいます。
まとめ
今回は、都道府県を楽しく覚える方法についてご紹介しました。お子さんが遊びを通して、楽しく自然に日本地図を覚えられるようになるといいですね。
今回ご紹介した方法はこちらです。
幼児が楽しく都道府県を覚える方法
①ラミネートした地図をトイレに貼る
②バスポスターで特産物と関連付けて覚える
③るるぶ 地図でよくわかる都道府県大百科で各都道府県の特色を知る
④都道府県かるたで周辺の都道府県や形を覚える
⑤どこでもドラえもん 日本旅行ゲーム5ですごろく遊びをする
⑥ゴロゴロイメージ都道府県で語呂合わせで聞いて歌って覚える
⑦くもんの日本地図パズルで遊びながら覚える