こんにちは、2児の母、現在第3子を妊娠中のちゃぼです。
私は、1人目の時に回旋異常が原因で緊急帝王切開になりました。2人目は、予定帝王切開のつもりが手術日の5日前に破水→陣痛でまたまた緊急帝王切開になりました。
二度の帝王切開を経験して、快適な入院生活を送るために準備しておくとよいものをリストアップしたので、参考にしてください。
・帝王切開を予定している人
・出産入院準備をしようとしている人
・出産入院をできるだけ快適に過ごしたい人
出産準備で必要なもの
個人差はありますが、妊娠7ヶ月〜8ヶ月頃になったら出産準備を始めるのが目安とされています。
お仕事をしている方は産休に入ってから揃える、という方が多いように思います。
予定日より早く産まれてくることも想定して早めに準備を済ませておきたいですね。
病院から指定されたもの
私が入院していた病院で用意してくれていたものです。
・バスタオル ・お風呂セット(シャンプー、トリートメント、ボディシャンプー)
・アメニティ(歯磨きセット、コップ、洗顔フォーム)
・円座クッション ・スリッパ
・ティッシュ ・除菌ウェットティッシュ
・おむつ ・お尻ふき
・ドリップコーヒー ・500mlの水2本
・医療用弾圧ソックス
・ナプキン ・母乳パッド
それ以外に用意するように言われたものはこちらです。
病院で用意してもらえないものは自分で用意しましょう。
健康保険証、診察券
入院する日には母子手帳ケースにまとめておくと安心ですね。
母子手帳
出産の記録や産後の様子、赤ちゃんの検査の結果などを書いてくれます。
筆記用具、印鑑
後ほどもご紹介しますが、産後の手続きに関する書類を書くために筆記用具は用意しておいた方がよいでしょう。印鑑も同じく、書類手続きの際に使用します。
また、出産記録や産後すぐから育児記録を残したい方も筆記用具が必要となりますよね。
フェイスタオル4〜5枚
こちらの枚数は、洗濯が可能な病院かどうかでも枚数が異なりそうですが、1日1枚計算で用意するのもいいと思います。
ただ、帝王切開の場合は手術当日は全く動けないし、翌日も動くことが困難なので日数計算しなくても良いかもしれません。
洗濯機を使えるのであれば枚数を減らすことは可能だと思いますが、病室と洗濯機が遠い場合や台数が少なくて使えるタイミングが掴めない場合が予想できそうならば、洗濯機は使わないつもりで用意した方が良いでしょう。何度も繰り返しますが、帝王切開の傷が痛んでなかなかスムーズに歩けないと思います。(自然分娩で会陰切開した方も同じですよね。)
授乳ブラ2〜3枚
私の病院では前開きのものを用意するようにと、指定がありました。
授乳する以外にも朝の問診の際に先生にお乳の様子を診てもらったり、助産師さんに母乳の出の確認をしたもらったりするのでパッと出せるものの方がおすすめです。
1人目の時は安く済ませるために西松屋のものを用意していましたが、卒乳後の垂れを防ぎたいので今回は少ししっかりしたものを用意しました。
ホックが4段もあり、がっちりホールドしてくれます。産前と産後でサイズが変わる心配をされる方も大丈夫!ホックが付け足しできるので普通のブラより調節幅が大きくなっています。
2人目の時に、フックをカチッと留めるブラの方がへたらないな、と実感したのでカチッと留められる口コミ件数が多いものを選びました。
骨盤ベルト
帝王切開の後は、術後の傷を保護するために腹部保護帯をつけます。(1人目の時は病院が用意してくれたのですが、2人目からは使い回しています。)これでもお腹は結構引き締まるのですが、骨盤のケアまではできないので出産後すぐから骨盤ベルトで骨盤を締める必要があります。
赤ちゃんが産道を通っていなくても骨盤は広がっているのでしっかり締めましょうね。
1人目の時に疎かにしてしまい、産後3ヶ月経っても歩くたびに骨盤ガタガタしていたので、2人目の時は術後すぐ看護師さんにお手伝いしてもらいながら巻きました。私の場合の話なので巻き始めるタイミングは直接先生や看護師さんに聞いた方が良いと思います。
私が、2人目、3人目と愛用している骨盤ベルトはこちらです。
紺色に変更して妊娠6ヶ月頃から使用しています。産後も短くても3ヶ月まではお世話になるつもりです。(今回もずぼらが発動して落ち着いたらつけなくなりそうです・・・)
少しお値段は張りますが、2人目、3人目と使いまわせるくらいしっかりとした商品なのでおすすめです。
マスク
感染症対策のため、入院日数分準備します。 病室の乾燥対策にもなりました。
産褥ショーツ2〜3枚
病院でも1枚用意してくれるのですが替えを2〜3枚用意します。手術当日は履くタイプのナプキンを使っていたので実質産褥ショーツを履き始めたのは入院2日目からです。
こちらの商品はショーツの横にマジックテープが付いているため、帝王切開後の寝たきりの状態でも着脱が可能です。
普通の産褥ショーツは腰を浮かした状態で、看護師さんにショーツを着脱してもらうので、まあまあな試練でした…
前開きパジャマ
授乳や、お乳の出の確認、お腹の傷の確認のためにも帝王切開の方は前開きがおすすめです。
産後も夜の授乳の際に被るタイプのパジャマより前開きの方が楽なので購入をおすすめします。
「パンツのゴムはゆったりしたものであること」「上パジャマが長めでパンツを履かなくても大丈夫なくらいのものであること」「赤ちゃんが触れても痛くない生地(ファスナーはNG)であること」が選ぶポイントです。
飲み物、ペットボトル用のストローキャップ
感染症の関係で面会回数に制限ができたので、飲み物は予め用意しておいた方が安心でしょう。
また、寝たきりのまま飲むことが多いのでペットボトル用のストローキャップがある方が楽に水分補給ができます。
退院時の服(ママ・赤ちゃん)
退院する際に写真を撮るならば、ママも部屋着ではなく、少し綺麗な服を用意しても良いでしょう。赤ちゃんもひと昔はセレモニードレスを着せるのが主流でしたが現在は普段着の肌着+ロンパースやカバーオール+おくるみで退院していく赤ちゃんが多いように思います。
夏場でもおくるみは紫外線対策のためにも必要なので用意しておくことをおすすめします。
現金(小銭)
退院時に入院費を払うため必要です。直接支払制度を申請している場合は高額にはならないでしょう。
小銭は自動販売機を利用する際などに便利です。
予定帝王切開の方は予め限度額適用認定証を発行しておくことをおすすめします。
あったら便利なもの
ここでは、分娩方法に関わらず、あったら便利なものを順にご紹介します。
スマホの充電器
基本ベッドの上で過ごすので暇です。スマホの充電器は必須ですよね。
スマホ用三脚
スマホで動画を観る場合やビデオ通話をする時に便利です。100均で手に入るものでも十分役立ちますよ。
医療関係書類(出生届・育休申請書類など)
赤ちゃんが産まれたら役所に提出する書類、職場に提出する書類がたくさんあります。退院してからばたばた準備するのは大変なので、入院中に書いてしまうことをおすすめします。(もちろん、体調第一で無理はなさらないでください)
コンタクトの洗浄液
意外と盲点なので敢えてリストに入れました。入院中ずっと眼鏡で過ごす場合でも退院時はコンタクトをつける予定だったり、眼鏡が得意じゃない方だったりした場合は用意しておきましょう。
私も普段はコンタクト派で眼鏡はつけないのですが、入院中は寝れる時に寝る生活だったのでつけ外しが必要なコンタクトより眼鏡で過ごすことの方が多かったです。
眼鏡
恐らく、手術当日は眼鏡で来るように言われると思いますが、そうでない場合は持っていきましょう。
一人時間を楽しめるもの
母子同室の場合でも赤ちゃんが寝ている間は自分だけの時間が取れます。気分転換できるものを準備しておきましょう。本や動画配信サービス、書き物、何でも良いです。
産後ハイになって夜寝付けない日もあったのですが、小説本を読むと心が落ち着いて寝れました。
イヤホン
動画を観る時、音楽を聴く時、電話をする時など個室の場合は必要ないかもしれませんが、大部屋の場合は音に気を使う必要があります。
おやつ
3食と間食は出てきますが、時間が決まっています。 合間の気分転換したい時や小腹が空いた時に食べられるものを用意しておくのも良いと思います。
チョコやグミ、バナナを忍ばせていました。自分で好きなものを好きなタイミングで食べられるのが、一番の気分転換だった気がします。
羽織るもの
個室の場合は自分で空調管理できるので必要ないかもしれませんが、大部屋の場合ですと寒い・暑いは自分で管理する必要があります。布団もあるので、薄手のカーディガンだけ用意していました。
化粧品
退院日のみ、化粧をしました。退院時に赤ちゃんと写真を撮りたい、久しぶりの夫や上の子との対面の際元気な姿を見せたいという思いがあったので用意しました。
乳頭ケアグッズ
こちらは、私の通う病院では用意してくれていたのですが、周りの友達の中にはケアグッズの存在を知らない子が多く、産後に乳頭が切れる痛みに苦しんでいたので、リストに追加しました。
一つ目は、乳頭保護クリームです。授乳前と授乳後に乳頭に塗り、乳頭を保湿・保護します。無香料・無着色のものなので赤ちゃんの口に入っても大丈夫です。
乳頭の保護が必要なくなった後も、リップケアや保湿に使用できますが、こちらの小さいサイズでも十分でした。
二つ目は、乳頭保護器の(ニップルシールド)です。こちらは、乳頭に被せて、その上から赤ちゃんに授乳するものです。サイズの合う、合わないがあると思うので病院で相談してから購入するのも良いと思います。
病院で試させてもらえるのが一番いいですね。
赤ちゃんの爪切り
赤ちゃんの爪はすぐ伸びます。入院している間にケアしてあげないと自分の爪で顔を傷つけてしまいますので気になったら切ってあげてくださいね。
100均の爪切りで十分だと思っていますが、丁寧に切りたい方にはこちらが人気の爪切りです。
帝王切開の入院であってよかったもの
手術後、数日はまともに動けないのでベッド上で完結できるように部屋を整えておく必要があります。そのために必要なものなどはこちらです。
延長コード
スマホなどの充電に使用します。
S字フック、小物入れ
リップクリームやハンドクリームなども手の届くところに置いておきたいですよね。それらをまとめて袋に入れ、ベッドの柵にS字フックをかけていました。
ドライシャンプー
帝王切開の場合、シャワーを使えるようになるのが4日目くらいになります。それまでは髪の毛はドライシャンプーとブラシで解かしてケアしていました。
産後は特に使わなかったので防災グッズに追加しておきました。
身体を拭くもの
手術後、看護師さんに手伝ってもらいながら使い捨ておしぼりのようなもので清拭を行なっていたのですが、それだけでは足りず自分でも拭いてさっぱりしていました。
濡れタオルでも良いと思いますが、専用の商品もあります。
また、顔に関してはスキンケアシートをおすすめします。産後のスキンケアを憂鬱に思う時の味方にもなります。
割り箸やスプーン
差し入れのものをいただく際などに使用します。
紙コップ、飲み物
カフェインレスのコーヒーやスープなどが飲みたくなった時用に紙コップが便利でした。飲み物も自分で用意しましょう。
予定帝王切開の際に事前にしておくこと
出産準備を始めるタイミングと同時にしておくことがいくつかあります。
ネイルオフをする
ネイルをしていると、母体の貧血具合などを診る際に爪を見て確認することができなかったり、血中酸素などを測るためのパルスオキシメーターが正常に測れなかったりするため、オフしておく必要があります。
指輪を外しておく
妊娠後期になると、指がむくみやすく指輪が抜けないので早めに外しておきましょう。
私は毎回抜けず、指にたこ糸を巻きつけて指輪を抜いていましたよ。
限度適用認定証を申請する
「限度額適用認定証」とは、健康保険に加入している方が高額な医療費の支払いを抑えるために利用できる制度、および利用に必要な書類を指します。限度額適用認定証を事前に申請して医療機関に提示することで、窓口における医療費の支払額を自己負担限度額までに抑えることが可能です。
生活クラブ公式サイトより引用〈https://seikatsuclub-kyosai.coop/news/column/1146/〉
申請先は入っている健康保険の種類によって異なります。
私は職場に連絡して発行してもらいました。一週間くらいで届きましたよ。
産後1ヶ月の身の回りの世話をしてくれる人を確認しておく
里帰りする人はいつまでお世話になるのか、その間夫はどのように過ごすのかなどを予め話しておく必要があります。
上のお子さんがいる場合は、保育園の送迎や日中のお世話についても夫や祖父母と話し合いましょう。手術日が予め決まっているので予定を組みやすいのがメリットですね。また、保育園や幼稚園など預け先にも一言添えておくと安心です。
保育園には送迎は誰が行うのか、心が不安定になるかもしれないこと、忘れ物があるかもしれないことを伝えておきました。
退院後の生活の準備をしておく
約1週間の入院生活の後は、いよいよお家での生活スタートです。
退院時のチャイルドシートの取り付け、寝る場所の確保、日中過ごす環境の確保などをしておきましょう。
赤ちゃんの服の水通しも天気の良い日にしておきましょうね。
まとめ
出産入院の準備についてまとめました。
身体が重たくなってきて動くのも一苦労ですが、赤ちゃんとの幸せな対面まであとわずかです。その時を楽しみに、これからの生活を楽しみに、一つずつ準備ができたらいいですね。
今回ご紹介した準備しておくとよいもの、あったら便利なものをまとめました。
参考になれば光栄です。
帝王切開による出産入院準備リスト
出産準備で必要なもの
・バスタオル ・ お風呂セット
・アメニティ ・円座クッション
・スリッパ ・ティッシュ
・除菌ウェットティッシュ
・おむつ ・お尻ふき
・ドリップコーヒー ・500mlの水2本
・医療用弾圧ソックス ・ナプキン
・母乳パッド
・健康保険証 ・母子手帳
・筆記用具、印鑑
・フェイスタオル4〜5枚
・マスク ・授乳ブラ2〜3枚
・飲み物、ペットボトル用のストローキャップ
・産褥ショーツ2〜3枚 ・骨盤ベルト
・前開きパジャマ
・退院時の服(ママ・赤ちゃん)
・現金(小銭)
あったら便利なもの
・スマホの充電器 ・スマホ用三脚
・医療関係書類(出生届・育休申請書類など)
・コンタクトの洗浄液 ・眼鏡
・一人時間を楽しめるもの ・イヤホン
・おやつ ・羽織るもの
・化粧品 ・乳頭ケアグッズ
・赤ちゃんの爪切り
帝王切開の入院であってよかったもの
・延長コード ・ドライシャンプー
・S字フック、小物入れ
・身体を拭くもの ・割り箸やスプーン
・紙コップ、飲み物